珍しい名字でトクした3つのこと。
ボクはかなりの恥ずかしがり屋だ。
ひとと話すときは「あ、あの…」でトークを切り込むし、ショップの店員に話しかけられたら「いかちいっすね」だけで
トークを成立させてしまうほどのシャイボーイなのだ。
そんなボクでも溢れでる才能(邪気)を世間がほおっておかない。
そんなボクのプロフィールを一部ご紹介したい。
名字がチョー珍しい。
日本でも10人しかいないと言われるファンタスティックな名字だ。
名字の人数が調べられる我らが日本郵便様のサイトでお墨付きなのである。
自分が生まれたときも「やっべ、とりあえずツイートしとこ」とジャーナリズム精神を開花させてしまったほどだ。
政府は早急にボクを保護監視下に置き、プール庭付きの阪急沿線の一軒家を提供してほしい。
家族、親戚で8人の同姓は存在を確認済み。
あとのお二人は一体どこにいるのかな。
もしお会いできたなら、なにも言わず首を横に振りながらただ抱きしめてあげようと思う。
3つのメリット
とにかく人に覚えてもらえる。
営業のときには名字で会話が弾むことが何度もあった。
売り上げが上がらなかったのは、単純に実力不足であり、誠に遺憾なのである。
縁起の良い漢字が入ってるので、良いとこの子だと思われる。
ほんとは公務員の父とパートの母に育てられた平民の出なのだが、香川の地方豪族感を全面に押し出し、「おれは香川生まれ良いとこ育ち、良家のやつは大体マイメン」を自称し、学生時代をハスリングしていた。
犯罪を起こさない人間になる。
ニュースステーションに自分の名前が乗ると関係者各所に一発で身バレするのを恐れ、
悪いことは絶対にできないと震えあがった思春期真っ盛りの十代。好きな四文字熟語は「法令遵守」とおませな回答で大人を失笑させていた。
ちなみに、ガチで豪族の血を引き継ぐ珍しい名字のマイメンも同じことを言っていたので、マイノリティ名字の人間にとってはあるあるネタなのかもしれない。
下の名前で呼ばれない。
これはメリットなの?
ボクの場合、下の名前で呼ぶのは家族だけだ。「てか、オレ下の名前いらなくね?」と本気で思っていた。
友達に下の名前で呼ばれない絶妙な距離感を感じつつ、
なんとも言えない顔ではにかむのが自分の好きなところだ。
まとめ
佐藤とか山田がうらやましい。